お泊まり保育の思い出 ~きりん組~

先日行われたお泊まり保育。
きりん組の子どもたちにとって
ドキドキとワクワクが
いっぱいの特別な一日になりました。
お泊まり保育では
子どもたち自身がお店を考え
縁日遊びを展開します。
この活動は約3週間前から始まり
何度も話し合いを重ねて準備を進めてきました。
いよいよ縁日遊びの準備が始まると
「○○ちゃん、一緒に机を運ぼう!」
「私ここにテープ貼るね!」と
子どもたちの元気な声があちこちから聞こえてきました。
声を掛け合いながら
生き生きと準備を進めるその姿からは
これまでの話し合いの積み重ねが
しっかりと力になっていることが感じられました。
「自分たちのお店」という意識が
子どもたちの中にしっかりと芽生え
自然と責任感も育ってきたことを
感じさせてくれるひとときでした。
気づけばあっという間に
お店のレイアウトが完成し
その場にはキラキラと輝く笑顔が広がっていました。
縁日遊びが始まると
困っているお客さんに気づいて
「こっちですよ!」と優しく手を引いて案内したり
的に入った瞬間に「おめでとう!」と
大きな声で盛り上げたりする姿も見られました。
それぞれが自分の役割に一生懸命取り組み
お客さんに楽しんでもらいたいという気持ちが
表情や行動に自然と表れていました。
これまでたくさん話し合い
「どうしたらもっと楽しんでもらえるかな?」と
真剣に考えてきたからこそ
当日の縁日遊びは大成功!
子どもたちにとって
大きな自信と達成感につながったことと思います。
また、お店屋さんの活動は
AチームとBチームに分かれて交代で行いました。
Aチームの活動後には
「困ったこと」を出し合い
その経験をBチームに活かすための
“作戦会議”の時間を設けました。
振り返りの場では
「ここ、ちょっと難しかったな」
「こうしてみたら、もっとスムーズかも!」と
うまくいかなかったことにも前向きに目を向け
意見を出し合う姿が見られました。
縁日の後には
“アインディージョーンズ”から届いた
さまざまなミッションにも挑戦!
“勇気のブレスレット”を手にして誇らしげな表情を見せていました。
夜には、お部屋で何度も楽しんできた
“キャンプファイヤーごっこ”が
今日はなんと本物の火で!
みんなで火を囲んで歌ったり踊ったり
特別な夜を過ごしました。
楽しい1日もいよいよ終わりが近づき
パジャマに着替えて歯磨きをして、おやすみの準備です♪
そして翌朝
おうちの方と離れて過ごした1日を乗り越えた子どもたちは
少したくましく、自信にあふれた表情で帰っていきました。