『みんなでお願い~健康に過ごせますように~』
                                日本の伝統行事である”どんと焼き”
あまり馴染みのない行事ではありますが、
毎年園で行うことで古き良き伝統行事を
知ってもらう機会を作っています。
「どんと焼きって何かわかる人!」
言葉を聞き、この様子を見た子ども達からの返答は、
「何かを焼くこと!」「キャンプファイヤーみたい!」
分からないことに興味を持って話が広がる子ども達![]()
”どんと焼き”を簡単に説明させていただくと、
本来は1月15日にお正月で飾っていた門松やしめ縄、
書き初め等を火で燃やして焼く行事を言います。
この神聖な物を燃やした時に出る煙で
幸せと健康を運んできてくれる歳神様を
天にお見送りする意味があるんです!!
この行事の由来を話した時、少し難しい話でしたが、
とても真剣に耳を傾けてくれ、
”分からないことを知ろう”とする気持ちが
子ども達の表情から伝わってきました![]()
火をつけてから少し経って、子ども達からの歓声が!
モクモクと立ち上がってきた煙、
この煙には先程お伝えした意味の他にも・・・
この煙をあびたり、煙を使って鏡餅を焼いて食べると
一年間健康で幸せに過ごせるという意味があるんです!!
これを聞いた子ども達は手で煙をあおって
「健康になーれ!」「賢くなーれ!」と願いをかける子や、
「歳神様さようなら」と空を見上げる子など
色々な姿が見られることが出来ました!
そして、この火が燃え尽きるまで、火の周りには
外遊びもそっちのけで煙を沢山浴び続ける子が何人も見られました。
伝統行事はこの他にもたくさんあると思います。
今の時代、携帯やパソコンでそうした行事を
実際に体験せずとも、すぐに知ること・見ることが出来ます。
しかし、実際に目で見て体験することで
こうした伝統行事を次に繋げていけると思います。
今後もこうした機会を作って体験してもらうことで、
多くの知識を吸収出来るようにしていきたいと思います!
                            








